宣伝


結構前メテオスというニンテンドーDSのゲームを買った。


パズルゲームなのに物凄いボリューム感、まるでシューティングでもやっているかのような操作感。


これほどのパズルゲームだ、売れ行きもそこそこいっているらしい、でもちょっと納得がいかないなぁ。


俺はもっと宣伝すれば売れたんじゃないかって思う。


例えばCM、俺は元々あまりテレビを見ないから一度しか見たことがないのだが。


ゲームデザイナーの桜井政博さんは一度も見たことがないという。


任天堂物じゃないからなのか、マリオやゼルダ等の名の知れたゲームじゃないからなのか、色々あるだろうが。


俺はやっぱり落ちモノパズルゲームだからなんじゃないかと思う。


落ちゲーって、やっぱり聞く感じは地味で、内容も薄い感じがして簡単なルールだけど難しいってイメージが強い。


俺もこれを買うまでは落ちゲーという言葉だけで拒否反応がでてしまった。


だからCMなどパッケージなどで宣伝しその面白さを引き立てなければならない。


しかしそのCMはたった15秒、非常に短い。


こんな短い時間でゲームを面白さを伝えるには非常に難しい、


それなのにほとんど見ることがないっていうならどうしようもないのである。


ネットができる環境の人はよい、


気になるソフトがあれば検索し公式サイトで面白さが存分に伝えられるのだから。


しかしまだすべての人がネットができるわけではない、


ネットができる環境でもそれを使いこなせる人だって少なくはない。


やはりテレビで宣伝することは必要なのだ。


だがただ宣伝するだけでは面白さは伝わらない、CMの内容だって大事だ。


今回のCMはインパクトはあったが、いまいちゲームの面白さを伝えるには不十分だったのではないかと思う。


まぁ15秒という時間ではこれが限界だったのかもしれないが…


しかし落ちゲーという"リスク"がある限り宣伝に力をいれなければその面白さがまったく伝わらない。




メテオスとDSを買い、初めて友人に見せたとき、興味を示していた。


やはり新ハードというべきか、斬新なスタイルに興味はもつのであろう。


そしてソフトはメテオス、これのOPにはやはり皆キレイと言っていた。


それはそうだろう、携帯ゲームなのにこの迫力、この時点ではどの携帯ゲーム機のソフトよりも優れたOPだろう。


だが問題は内容だ、落ちものパズルゲーム。


DSは友人がプレイする前に俺の手元に戻ってきてしまった。


やってからつまらないなりなんなり言うのではなく、やる前からつまらなそうだのなんだの思われてしまったのだ。


これが落ちゲー拒否反応だろう、こんなにも落ちゲーから離れているというのに、この面白さがわかる前にやめてしまう。


ゲームというものはやっていかないと面白さがわからない、それがやる前から拒否されていたらそのゲームはおしまいだ。


だからこそ宣伝というものでやる前に「面白そう」と思わせなければいけない。




「宣伝」というものはこの世界では必要不可欠なのだ。